老後資金2,000万円と言われる時代、老後に不安を抱える方が多いと思います。預金をしても定期預金を作っても金利は微々たるものです。
そこで投資はどうでしょう!ハードルが高いと思われると思いますが、正しい知識を持つことでワクワクしながら続けることができます。ここでは、NISAを活用した投資の始め方について紹介をしたいと思います!
ぜひ、将来に向けて投資を始めてみるのはいかがでしょうか!
預金と投資の違いとは
預金と投資は何が違うのかよく分からない方もいるのではないでしょうか。
まず、預金と投資について何が違うのか説明したいと思います。
預金とは
預金とは、大手銀行や地方銀行、ゆうちょ銀行などの金融機関にお金を預けることを預金といいます。
金融機関に預金することにより、金利をもらうことができます。現在の預金金利は、金融機関により差はありますが0.02%前後になっています。
投資とは
投資とは、将来的な利益を見込んで企業や人に対して自己資金を投じることを投資といいます。
その結果として、投じた資金以上のリターンを目指します。投資には決まった金利設定はなく、投資した企業や人の業績により分配金や配当金が異なります。
投資を始めるには
投資を始めるにはどうすればいいの?
はい、投資を始めるには専用口座を開設します!
どこで口座開設することができるの?
はい、証券会社で口座開設をして取引を始めます。
1.証券会社を選ぶ
投資を始めるには、銀行などで預金口座を作るように、証券会社で投資用の口座を作る必要があります。
証券会社によって、手数料やサービス内容が異なるので自分に合った内容の証券会社を選びましょう!
NISA口座は、1つの証券会社でしか作ることができないので注意しましょう!
2.口座開設の手続き
証券会社が決まったら口座開設の手続きを始めます。
証券会社によっては、インターネットでの口座開設ができ、早いところでは、1日で開設することもできます!
開設手続きが不安な方には、地方銀行などの金融機関の証券会社をおすすめします。窓口で開設手続きができ、分からないことも窓口で相談することができます。
3.口座への入金
証券会社で口座が開設できたら、投資資金の入金を行います。
銀行口座からの振り込みやATMからの入金が可能です。
銀行と連携している証券会社では自動で入金設定できる証券会社もあります!
4.投資商品の選択と購入
口座へ資金の入金が完了したら、いよいよ商品の購入です!
株式や投資信託など商品を選んで購入します。国内株式、国外株式などたくさんの商品があります!自分が成長を思う商品を購入しましょう!
取引は、スマートフォンやパソコンなどでインターネットを通じて、簡単に取引を行うことができます。
NISA投資の枠組み
NISAとは、少額投資非課税制度のことです。
NISAは2014年に制定され、2023年までを旧NISAと言い、2024年から新NISAに移行されました。
通常では、運用利益に対して約20%の税金がかかりますが、新NISAを活用することで非課税になります。
新NISAでは、「みつたて投資枠」と「成長投資枠」が新設されたので紹介したいと思います。
1.つみたて投資枠
つみたて投資枠は、長期的な資産形成を目的とした投資枠です。特にNISAにおいては重要な役割を果たします。
2024年から始まったNISAでは、つみたて投資枠が40万円→120万円に大幅拡大されました。
それにより、今までより多くの資産を非課税で運用できるようになりました。
2.成長投資枠
成長投資枠は、投資対象商品がつみたて投資枠より幅広く、上場株式や投資信託に投資できます。
また、個人のリスク許容度に応じて高リターンが期待される個別株への投資も可能になります。
2024年から始まったNISAにより一般投資枠120万円→成長投資枠として240万円に拡大されました。
NISA投資のメリット・デメリット
投資を始める前に、投資のメリットとデメリットについて解説したいと思います。
メリット・デメリットを理解することで正しく運用することができます。
NISA投資のメリット
まず、NISAのメリットを解説します。NISAの一番のメリットは利益に対して非課税!
1.運用益が非課税
通常、株式や投資信託などの金融商品から得られる利益には約20%の税金がかかります。
しかし、新NISAを利用することで、投資によって得た分配金などの運用益には税金がかかりません。
税金がかからないので、運用益全額を投資元本に再投資できるので効率的な運用ができます。
税金は引かれない方がうれしいですよね!
2.確定申告が不要
NISA口座で得た運用益は非課税のため、確定申告が不要!
これにより、手続きが簡単になり投資初心者でも安心して運用することができます。
収入の申告漏れの心配がなく安心ですね!
3.少額から投資が可能
NISAは少額から始めることができるため、投資初心者でも無理なく始めることができます!
また、非課税保有期間も無期限のため、長期的な視点で資産を増やせます。
まずは、少額から始めてみましょう。
慣れてきたら投資額を増やしてみるのはいかがでしょうか!
NISA投資のデメリット
投資は金融商品であることを理解しましょう。
そして、投資の運用にはデメリットもつきものです。デメリットを理解することで冷静に運用することができます。
1.元本割れの可能性がある
投資での最大のデメリットは、元本割れのリスクです。
元本割れとは投資金額より時価額が下回ることを言います。しかし、リターン(利益)は少なくなりますが、元本保証のされた商品もあります。
2.手数料やコスト
投資には手数料や管理費などのコストが発生します。
これは商品によって差はありますが、目安として年率0.0%~3.0%程度手数料になります。投資状況によっては大きな支出となってしまいます。購入商品がどの程度の手数料が発生するのか調べることも重要です。
投資の種類
投資と言われても投資信託や株式投資などの種類があり、どこに投資して良いかわからないですよね。
そこで、投資の種類ごとに解説していきたいと思います!
自分のスタイルに合わせて考えてみましょう。
1.投資信託
投資信託とは、投資家から集めた資金を運用会社の専門家が株式や債券などに投資や運用をする金融商品です。
その運用益がでることで資産を増やすことができます。
一つの投資信託で複数の株式などに投資するため、リスクを分散することができます。
少額から始めることができるため長期的な資産形成に活用しやすいものとなっているため、投資初心者におすすめです!
2.株式投資
株式投資とは、企業株式を購入し発行している株式を購入して株主となることです。
企業の成長や利益に応じて配当金を受け取ったり、株価の上昇による値上がりの利益を得ます。
企業によっては株主が一定数以上の株式を保有している場合に、自社製品やサービスの提供を行う優待制度があります。
企業によって内容が異なるので優待制度で投資先を見つけるのも楽しみの一つとなりますよ!
おすすめの証券会社
証券会社選びで重要なポイントは、商品の数や手数料などが重要になってきます。
商品の数が少なくて投資先の選択肢が少なかったり、せっかく得た利益から高い手数料を引かれたら手取りが減ってしまいます。
そこで、商品数もあり手数料も安いおすすめの証券会社を紹介します!
1.SBI証券
SBI証券は国内では大手のネット証券会社になり、多様な金融商品を取り扱っています。
Vポイントとの連携もあるため、使い方によってはVポイントも貯まる!
1.低コスト
国内株式の売買手数料が、条件により無料になります。そのため、コストを抑えた取引ができます。
手数料を抑えることで手元に残る資金が増えます!
2.商品が豊富
投資信託や株式投資の他に、FX、債券、先物・オプション、CFD、iDeCoなどの多数の金融商品があります。
ライフスタイルの変化や将来設計に応じて投資を見直すことが可能!
3.使いやすさ
スマートフォン用のアプリが設定されいて使いやすい仕様になっています。
また、スマートフォンのアプリでも取引が可能となっているため、取引や投資状況の確認がいつでも可能!
2.楽天証券
楽天証券も国内大手のネット証券会社です。取扱金融商品数も多く、条件によっては手数料が無料になるのも魅力のひとつです。
1.低コスト
手数料が安く、条件によっては無料に!
手数料無料になる証券会社は少なく、選択肢の一つにもなりますね!
少しでもコストが掛からないようにすることも重要です。
2.楽天ポイントと連携
楽天市場での買物やクレジットカード利用で貯まった、楽天ポイントを投資信託の購入に利用可能!
ポイントの還元でもうれしいですが、ポイントを投資に利用できるのは楽天証券の魅力の一つです。
ポイントが使えるのはうれしいですね!
3.使いやすさ
初心者から上級者までが使いやすい取引ツールが揃っているので、スムーズな取引が可能になります。
また、サポート体制もしっかり整っていますので安心です。AIチャットサポートは、24時間365日質問に応答しています!
まとめ
NISA投資は、非課税などのメリットがある反面、投資となればリスクもあります。
メリット、デメリットをきちんと理解し長期的な運用により、大きな利益を出すことが期待できるものです。
是非、この機会に始めてみてはいかがでしょうか!
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